長谷部誠が帰国 レアル追い込んだ鹿島称賛「日本サッカーにとって大きい」
ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠(32)が22日、シーズンの中断期間を利用して、羽田空港着の航空機で一時帰国した。
年内最終戦となった20日のマインツ戦ではフル出場で3-0の勝利に貢献した。欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の4位につけるチームにあって、長谷部は今季国内リーグ戦16試合中14試合で先発出場するなど定位置を確保。18年6月末まで契約延長したことも発表された。「上を目指そうという意思をチームから感じられた。ビジョンがはっきりしたことも大きい。(契約延長は)チームが早い段階で言ってくれたので、断る理由は見つからなかった」と話した。
プライベートでは7月にモデルの佐藤ありさ(28)との結婚を発表。「サッカー選手としてやることは変わらない。個人的にもサッカーの方でいい状態なので続けて行きたいし、サッカー選手なのでサッカーの部分が記事になれば」と照れ笑いを浮かべながら話す表情には、公私にわたる充実ぶりが漂っていた。
鹿島がレアル・マドリード(スペイン)を延長戦まで追い込んだクラブW杯については「もちろん見ましたし、代表だけでなくクラブ単位で日本のチームが世界の注目を集めるのは日本サッカーにとって大きなこと。(フランクフルトの)チームメイトも『鹿島というのはどういうチームなんだ』とかなり聞いてきた」と鹿島の奮闘を称え、ドイツでも大きな注目を集めていたことを明かした。