マインツ武藤が帰国、けがの1年「家族の支えが大きかった」

 ドイツ1部のマインツFW武藤嘉紀(24)が22日、年内の公式戦を終え、羽田着の航空機で帰国した。武藤は、けがに苦しんだ2016年を振り返り、「厳しい1年だった。けがを乗り越えて元気な姿を見せたい」と、新年への飛躍を誓った。

 今季は3度の右膝負傷に泣き、リーグ戦は3試合出場2得点。復帰と負傷を繰り返す中で、支えとなったのが家族の存在だったという。

 「家族の支えが大きかった。妻が『元気な姿をまたピッチで見せてくれたらいい。焦らず頑張ろう』と、声を掛けてくれた。だからこそ、活躍する姿をまた見せたいと思えた」

 年明け早々には再びドイツへと渡る。「自分にとっても勝負の年。貪欲にプレーしたいし、活躍するためにオフも体を動かして万全を喫したい」。武藤は、つかの間のオフを日本で過ごし、2017年に大きく羽ばたくつもりだ。

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