原口元気 さらなる飛躍へ初速アップに取り組む 筑波大での自主トレ公開
サッカー日本代表のFW原口元気(25)=ヘルタ=が28日、茨城県つくば市の筑波大で自主トレーニングを公開。2014年2月から契約しているアテネ五輪110メートルハードル代表で筑波大の谷川聡准教授(44)から初速アップの指導を受けた。今年、日本代表でブレークした原口は「縦へのスピードを求めていきたい」と意気込みを語った。
この日は約2時間、伸び縮みするひもを脚で引っ張ったり、棒を担いで走ったりして初速アップの基礎を固めた。谷川准教授は「(今は)最初の1~3歩を速くするトレーニングになってきた」と説明した。二人三脚で約3年間取り組み、ワールドカップロシア大会アジア最終予選では史上初の4試合連続得点を達成するなど飛躍につなげた。日本代表エースへの成長が期待される原口は「順調にいけば速くなる。ピッチで変化を見せたい」とさらなる進化を誓った。