市船橋 夏冬連覇ならず…PK戦で前橋育英に屈す
「サッカー・全国高校選手権、前橋育英0(PK5-3)0市船橋」(2日、フクダ電子アリーナ)
2回戦16試合が行われ、全国高校総体優勝校の市船橋(千葉)は前橋育英(群馬)にPK戦で敗れた。3回戦は3日に実施される。
夏の全国高校総体を制した市船橋は、0-0で持ち込まれたPK戦で前橋育英に屈した。予想外の早期敗退に朝岡監督は「(他チームから)目標にされた中で勝ち上がる難しさを感じた。素晴らしい選手たちともっと長くサッカーをしたかった」と肩を落とした。
前橋育英の激しいプレスに手を焼き、前半はシュート1本だけ。後半は技術の差を見せつけて好機をつくったが、ネットを揺らせなかった。卒業後はG大阪に入団するMF高宇洋(たかひろ、3年)は「得点力不足がずっと課題だった。それが最後に出てしまった」と言葉を絞り出した。