横浜Mが俊輔移籍で異例の声明発表 昨年11月にも謝罪文
J1横浜Mは8日、元日本代表M中村俊輔(38)がJ1磐田へ完全移籍することが決まったと発表した。これを受けて、クラブの公式サイトでは『中村俊輔選手の移籍に関して』と題された異例の声明が発表された。
声明文では「中村選手に現役生活を最後までF・マリノスで送り、その後も中村選手との関係を継続していきたいという思いと共に話し合いを重ねてまいりましたが、此度(こたび)、中村選手の意思を尊重し、本人の決断を受け入れることといたしました」と、移籍は中村本人の決断であることを強調。その上で「横浜F・マリノスに関わるすべての皆さま、そしてなによりもファン・サポーターの皆さまにとって非常に残念なことであり、多大なるご心配と不安をおかけすることとなります」など記し、謝罪とも取れる内容となっている。
横浜Mは昨年11月にも、契約交渉の際に功労者で元日本代表DF中沢佑二(38)に大幅な減額提示を行ったことなどでクラブ内外から批判が殺到。公式サイトに長谷川亨社長(58)の名で『F・マリノスファン、サポーターの皆様へ』と題し、「多大なご心配と不安をおかけし、まことに申し訳ございません」と謝罪文を掲載していた。