J1復帰のC大阪地獄の3部練習!!“甘え”を排除し、プロの自覚を植え付ける

 3季ぶりにJ1に昇格したC大阪は12日、大阪市内で新体制を発表し、2部練習で始動した。13日からは午前6時50分開始の早朝練習を含めた3部練習が行われる予定となり、今季から指揮を執る元韓国代表でクラブOBの尹晶煥監督(43)は「若い選手が多いのでプロ意識を高めた方がいい。生活面からはっきりしないといけない。プロとして生活リズムを取り戻すため」と導入の目的を語った。

 かつて率いた鳥栖でも3部練習を行っており、近くの朝日山で290段に及ぶ階段を上る練習を課していたことは有名だ。「周辺に山がないので」と笑わせた尹監督は、「本当は6時半でもいいが暗くて顔が見えない。6時50分だと少し明るくなる。素走りなどはやらず、筋力トレーニング中心になる」と練習内容を明かした。

 新加入で鳥栖時代には尹監督の下で3部練習の経験もあるMF水沼は「起きるのがつらいだけ。起きられれば何とかなる」と笑い、日本代表MF山口は「朝は大丈夫」と意に介した様子もなかった。“甘え”を排除し、プロの自覚を植え付けた上で、新指揮官は「9位」という現実的な目標に向かう。

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