G大阪 FW不足懸念も…開幕ダッシュでタイトル奪取だ
昨季無冠に終わったJ1のG大阪が15日、大阪府吹田市内で新体制発表会見を行い、就任5年目を迎えた長谷川健太監督(51)は「目標はタイトルしかない。険しい道のりだが覚悟を持って戦いたい」と奪冠を誓った。
2ステージ制の昨季は第1Sで勝ち点24の6位とつまずき、最終的に年間4位に終わった。3季ぶりの1ステージ制となる今季に向けて「前半戦の出遅れは致命傷になる。いかに上位に食らい付けるか」と開幕ダッシュの重要性を説いた。
懸念材料はFWの枚数不足で、アデミウソンらトップチームのFW登録選手3人の昨季得点数を合わせても20得点に満たない。長谷川監督は「チームが動いてくれている」とさらなる補強の可能性を示唆。アジア・チャンピオンズリーグ本戦出場を決めれば過密日程も避けられず、Jリーグの登録期限となる3月末まで模索を続ける。