大型補強のFC東京が必勝祈願 悲願の初Vに新加入の大久保嘉ら手応え感じる
J1のFC東京が1日、都内の明治神宮で必勝祈願を行った。悲願のリーグVに向けて、選手・スタッフは引き締まった表情を見せた。
都内の小平グラウンドで練習を終えたチームは、午後に明治神宮に移動。本殿では、チームを代表して篠田監督と主将DF森重が二礼二拍手一礼の参拝を行った。森重は「チームとしてはまず、(来季の)ACL出場権というところも目標にスタートしているが、FC東京としても個人としてもリーグタイトルを取れていないので、そこを目指す気持ちが強い。チームとして戦う集団になれれば」とあらためて新シーズンに向けた抱負を語った。
神楽殿での必勝祈願後には、篠田監督と森重が絵馬に願いをしたためた。今季、チームは川崎からFW大久保嘉人、オランダのフィテッセからDF太田宏介、韓国・FCソウルからはMF高萩洋次郎など、大型補強を実施。既に沖縄での1次キャンプを終えており、4日からは宮崎で2次キャンプを行い、開幕に備える。得点力が期待される大久保嘉は、新チームへのフィットに手応えを感じており「良い感じでチームに入っていければと思う」と意気込んだ。
FC東京はJ1開幕となる2月25日に、敵地で昨季のJ王者である鹿島と対戦する。