清武 C大阪悲願のため断固たる決意「何かしらタイトル取りたい」
サッカーのスペイン1部リーグ、セビリアからJ1・C大阪に復帰した日本代表MF清武弘嗣(27)が5日、キャンプ先の宮崎市内で行われた入団会見に出席。4年半ぶりのJ復帰となった司令塔が、チームの悲願である初タイトル獲得を誓った。
覚悟と決意を胸に、J復帰を決めた。まばゆいフラッシュを浴びながらの入団会見。清武は、まっすぐと前を見据えて意気込みを語った。「何かしらタイトルを取りたい。それでC大阪はもっともっと強いチームになる。僕が持っているものを100%を出したい」。言葉少なな九州男児が、はっきりと言い切った。
世界最高峰でもあるスペインリーグでの挑戦は、わずか半年で終了した。ただ、もう後悔はない。欧州他クラブからのオファーもあったというが「いろいろ考えた結果、本当に自分が一番良い時期に、日本に帰りたい」と決断。「自分で決めたことなので全く後悔はない。日本で結果を残せるように頑張りたい」と躍動を誓った。
大阪からロシアを目指す。既に日本代表のハリルホジッチ監督からは「言葉はいただいた。Jで結果を残せば、また代表に呼ばれると思う」。“復帰戦”となる8日の横浜C戦も、A代表の手倉森コーチが視察予定だ。
「セレッソでタイトルを取りたい気持ちしか今はない」。悲願に向け、チームをけん引する。