遠藤、9年ぶりACL制覇へ意欲「2度3度取りたい」 G大阪が7日に今季初公式戦
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)本大会出場を懸け、J1のG大阪がジョホール・ダルル・タクジム(JDT、マレーシア)と対戦するプレーオフ(7日)の公式会見と、冒頭15分間のみが公開された前日練習が6日、試合会場の大阪・市立吹田スタジアムで行われた。
G大阪にとって今季初の公式戦を前に長谷川健太監督(51)は「難しい試合になるが、力を全て出し、勝利して本戦に行きたい」と抱負を語った。
対戦相手のJDTは14年から国内リーグ3連覇中で昨季は無敗で制したマレーシアの絶対王者。映像をチェックした長谷川監督は「チームとして組織的で洗練されている」と警戒感をあらわにした。
08年のACL制覇を経験している主将のMF遠藤保仁(37)は「1度と言わず2度、3度と取りたい。アジアチャンピオンという響きはすごくいい。キックオフの笛と同時に全力でぶつかりたい」と9年ぶりのアジア王者を見据えた。
昨季のACLは未勝利で1次リーグ敗退に終わった。今季から背番号10を背負い、トップ下として先発出場が濃厚なMF倉田は「明日の結果でこの1年が全然違う。内容より勝ちの方が重要」と、なりふり構わぬ覚悟を示した。
勝者は1次リーグH組でアデレード(オーストラリア)、済州(韓国)、江蘇(中国)と対戦する。