柴崎 加入10日で新天地テネリフェから離脱希望?

 スペイン2部リーグ、テネリフェの日本代表MF柴崎岳が、加入10日で帰国を望んでいることが11日までにわかった。スペインのラジオ・マルカが伝えた。

 報道によると、新生活になじめない選手が帰国を要望。その後のテネリフェ復帰の考えはないとしている。12日には選手の代理人が慰留のため現地入りするが、マルカ紙によると、早期の帰国を希望する選手と行き違いになる恐れさえあるという。

 テネリフェは「ガク・シバサキは腹痛からの回復に努めているところで、クラブとしては来週から練習復帰できるとみている」とのクラブの公式声明を発表。またクラブ関係者は柴崎と言葉の面で適応に問題はあるものの、自身がチームを出て行きたいとの意思を示したことはないとしている。

 テネリフェの地元紙ラ・オピニオン・デ・テネリフェでは柴崎の緊急帰国の目はないとしているが、デビュー戦はずれ込む見通しだとしている。9日午後の練習に参加したものの、10日には練習を欠席したという。

 柴崎は冬市場でスペイン1部リーグのラスパルマス入りが確実視されていたが実現せず、冬市場最終日となる1月31日に近隣の島を本拠地とする2部のテネリフェに加入した。

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