柴崎にテネリフェがメンタルケア対応へ 日本協会、代理人、クラブで話し合い
スペイン2部リーグ、テネリフェの日本代表MF柴崎岳が、心身病理学の専門家による診断を受けることになった。クラブが13日、公式ページで発表した。新しい環境に適応しきれていない状態をメンタルケアにより打開しようとする試みで、まずはチーム練習への復帰を目指す。
先月31日にJ1鹿島から加入した柴崎だが、腹痛によりこれまで全体練習に参加したのはわずかに1度。クラブは精神的な問題の可能性があるとみており、その対応として専門家の診断を選択した。テネリフェ側は否定しているものの、地元メディアの中には「すでにチーム離脱を希望している」と伝えているところもある。
また同日は代理人のマネル・フェレール氏、ロベルト佃氏、日本協会の津村尚樹氏が現地入り。テネリフェ強化部担当者と柴崎を含めた関係者で話し合いを持ち、柴崎本人は現チーム及びスペインでの成功を目指す意思を新たにしたという。