バルサまさか0-4大敗…遠のいたV メッシ見せ場なし、エンリケ監督もお手上げ
「欧州CL・決勝T1回戦、パリ・サンジェルマン4-0バルセロナ」(14日、パリ)
2試合が行われ、2大会ぶりの優勝を狙うバルセロナ(スペイン)がアウェーでパリ・サンジェルマン(フランス)に0-4と大敗した。香川真司の所属するドルトムント(ドイツ)は敵地でベンフィカ(ポルトガル)に0-1で敗れた。香川はベンチ入りしたが出番がなかった。このカードの第2戦は3月8日に行われる。
この結果を誰が予想できただろうか。メッシは見せ場をつくれず、スアレスは何度もいら立つ様子を見せた。個人技で打開しようとしたネイマールもゴールは遠かった。
強力なFW陣を擁するバルセロナは0-4と予想外の大敗。2大会ぶりのCL制覇は限りなく遠のき、ルイスエンリケ監督は「チームも個人も相手が上だった。ピッチ上で起きたことが結果に反映した。起きたことを受け入れるしかない」とお手上げだった。
1次リーグで史上最多に並ぶ20ゴールを挙げた得点力は影を潜め、守備の崩壊と合わせて次戦へ好材料は見当たらない。主将のイニエスタは「スコアをひっくり返すことを考えなければ」と必死に前を向いた。