ポドルスキ、神戸と合意 3年18億円で移籍 トルコ有力紙報じる
サッカーの元ドイツ代表FWで、トルコ1部リーグのガラタサライに所属するルーカス・ポドルスキ(31)が今夏にJ1神戸に移籍することで合意したとトルコの有力紙ヒュリエトが15日、報じた。
「神戸・ポドルスキ」がついに実現か-。トルコの有力紙ヒュリエトが、ポドルスキはガラタサライで16~17年シーズン終了までプレーした後に6月にも神戸に合流。契約は3年1500万ユーロ(約18億2千万円)と伝えている。
ポドルスキは強烈な左足シュートが武器。ドイツ代表では背番号「10」を背負い、ワールドカップ(W杯)には2006年ドイツ大会から3大会連続で出場し、14年のW杯制覇にも貢献した。同代表では歴代3位となる国際Aマッチ48得点をマークし、昨夏に代表からの引退を表明した。バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)やアーセナル(イングランド)などのビッグクラブでもプレーした超大物だ。
神戸は25日のJ1リーグ開幕までの加入を目指し、獲得に乗り出していたが、移籍金など条件面でクラブ間交渉が難航。Jリーグの登録期限となる3月末までの加入を断念し、今後は今夏の移籍市場での獲得を目指して交渉を継続していく方針を示していた。
神戸の田中健一社長は今回の報道について「ノーコメント」と話した。