浦和 鹿島に雪辱だ!!武藤「全力尽くしたい」
昨季のJ1と天皇杯を制した鹿島と、J12位の浦和が対戦する「富士ゼロックス・スーパーカップ」の前日会見が17日、試合会場となる日産スタジアムで行われた。鹿島は石井正忠監督(50)、MF遠藤康(28)、浦和はミハイロ・ペトロビッチ監督(59)とFW武藤雄樹(28)が出席。昨季のチャンピオンシップ決勝の再現となる一戦を前に火花を散らした。
屈辱は晴らしてみせる。武藤は「鹿島には去年悔しい思いをさせられた。勝てるように全力を尽くしたい」と誓った。昨年12月チャンピオンシップ決勝で敗れた。再戦を前に、言葉に力がこもった。
チームは午前中、さいたま市内で調整した。FW李忠成は「リベンジしたい。選手もサポーターも悔しい思いを持っている」と宣言。昨季は年間最多勝ち点ながら、一発勝負で敗れた。MF駒井は「タイトルを取るために勝ち癖をつけることが大事」と意気込む。宿敵打倒で常勝チームになる契機とする思いだ。
DF槙野は「どの選手も質が高い。メンバーをシャッフルしながらになると思う。鹿島を相手にどういう戦いをするか」と言う。21日にアウェーでACL・ウェスタンシドニー戦、25日にJ1横浜M戦。過密日程で始まる今季の試金石とする。