浦和がACL白星発進、敵地で4-0圧勝の勝ち点3
「ACL・1次リーグF組、ウェスタンシドニー0-4浦和」(21日、キャンベルタウン)
1次リーグの初戦。J1・浦和はアウェーでウェスタンシドニー(オーストラリア)に快勝し、勝ち点3と幸先の良いスタートを切った。
浦和は0-0の後半11分にFW興梠のゴールで1点を先制。FW李が持ち込み、前へ出た興梠に縦パスを通して、ゴールにつなげた。
さらに2分後、相手ゴール前の混戦から興梠が浮かせたボールを、相手DFの裏へ出た李がシュートを決めてすぐに追加点。
浦和はその後も優勢に試合を進め、後半23分には左CKからニアで相手DFに当たったボールをDF槙野が右足で押し込んで3点目のゴール。
後半41分には交代直後のMF矢島からパスを受けた新加入FWのシルバがシュートを決めて4-0とダメを押した。
前半は0-0。序盤は浦和が前半1分に李が最初のシュート。さらに、MF宇賀神の左クロスからFW武藤が再三シュートを放ったがゴールにはならなかった。
ホームのウェスタンシドニーも懸命に攻撃を仕掛け、日本人MF楠神が浦和DF陣の中へ切り込んだが、前後半を通じてシュート数は2本と決定的なシーンは生まれなかった。
浦和は2007年にACLを制覇。ウェスタンシドニーも14年にアジア王者となっている。
浦和は17日に富士ゼロックス・スーパーCで鹿島に2-3で敗戦。同日のうちにオーストラリアへ渡り、中3日でACL初戦を迎えた。この後は中3日の25日に日産スタジアムで横浜Mとの今季J1開幕戦が待っている。