J1広島・千葉の個人記録を抹消 禁止物質検出で
Jリーグは21日、日本アンチ・ドーピング規律パネルの2016年12月20日付の通達に基づき、J1広島DF千葉和彦(31)の個人記録2試合を抹消することを発表した。公式記録は変更しない。
個人記録が抹消されるのは検体採取日(16年9月25日)から暫定的資格停止期間の開始日(同年10月21日)まで。具体的には、ともにフル出場した9月25日の浦和戦、10月1日のFC東京戦のリーグ戦2試合が該当する。
千葉は浦和戦のドーピング検査で、興奮作用のある禁止物質「メチルヘキサンアミン」が検出された。所属クラブによると、クラブが安全だと判断したサプリメントの服用が原因だったという。同年12月20日付で資格停止を伴わないけん責処分が科され、公式戦への出場、練習への参加が可能になった。