50歳カズ、先発出場も後半20分で退く シュート1本もミートせず苦笑い
「明治安田生命J2、横浜FC-松本」(26日、ニッパツ三ツ沢球技場)
この日に50歳を迎えた横浜FCのFW三浦知良は先発出場したが、無得点のまま後半20分でベンチに退いた。シュートは後半12分に1本放ったがミートせず、苦笑いしていた。開幕戦の先発は15年以来2年ぶり。神戸時代の05年以来12年ぶりの開幕ゴールは果たせなかった。
カズはFWイバと2トップを組んだ。前半16分、野村がエリア付近から右足で流し込んだが、この一連のプレーにはカズは直接は絡まなかった。
カズのファーストタッチは6分ごろ、自陣での守備で頭でボールに触ったプレーだった。8分には、ゴール前で混戦になったがカズの前にボールはこぼれず。35分には味方が右サイドでボールをカットし、MF中里がクロスを上げたがゴール前に走り込んだカズには合わなかった。
ファーストシュートは後半12分、ペナルティーエリア付近でのMF佐藤とのパス交換から右足でミドルを狙った。しかし、シュートはミートせず。ふわっと浮いた球は相手にキャッチされた。イメージしたプレーではなかったからか、苦笑いをしていた。
後半20分にFW津田と交代でベンチに退いた。スタンドからは拍手でたたえられた。