G大阪-甲府で配信トラブル DAZN日本社長が謝罪「全力を尽くして原因究明」
今季からサッカーのJリーグの全試合を中継、有料配信するサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」で26日、再びトラブルが発生した。この日開催されたJ1唯一の試合だったG大阪-甲府(大阪・市立吹田スタジアム)が開始直後から視聴できない状態が続き、DAZNの公式ツイッターで「大変申し訳ございません。出来るだけ早い復旧に向けて、現在作業中ですので、今しばらくお待ちください」と謝罪した。
当該試合は終盤まで視聴できなかったが、Vリーグの東レ対ジェイテクトのチャンネルで視聴可能となった。Jリーグの公式サイトも「配信に問題が発生しております。現在、DAZNのV・プレミアリーグ男子ファイナル6の東レVSジェイテクトの項目で配信しております」と案内した。
DAZNとJリーグは試合中から吹田スタジアムで対応協議にあたり、東京の村井満チェアマンもテレビ電話を通じて参加した。DAZN日本社長の中村俊氏は「この度はファンの方々にもご迷惑をお掛けして申し訳ない。全力を尽くして原因究明にあたっている」と謝罪。Jリーグの中西大介常務理事は「Jリーグ側から映像を制作して送り出すところは問題ない」とし、DAZN側の技術的な問題との見通しを語った。