川淵氏らからカズにエール!次戦出れば“マシューズ超え”

 北沢氏(左)、武田氏(右)と記念撮影
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 「明治安田生命J2、横浜FC1-0松本」(26日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 J2開幕日である26日、50歳の誕生日を迎えた横浜FCの元日本代表FW三浦知良が松本戦(ニッパツ)に先発出場し、自身が持つJリーグの最年長出場記録を更新した。

 50歳を迎えても存在感が衰えないカズの勇姿に、Jリーグ発足当初からの盟友や関係者は賛辞を惜しまなかった。24年前のJリーグ開幕時のチェアマンで、日本サッカー協会元キャプテンの川淵三郎氏は「その時のスーパースターが今日、試合をするっていうのは世界でも例を見ないんじゃないか」と語った。

 Jリーグ20周年の記念式典では「(イングランドの名選手)スタンリー・マシューズが50歳までやったんだからやれよ」とゲキを飛ばし、その言葉が実現した。マシューズが50歳0カ月5日で引退したため、「次の試合に出れば世界記録だ」と期待した。

 日本代表やV川崎時代の盟友も駆けつけた。武田修宏氏は「アマチュアからプロをつくった歴史を、今日のプレーを見て思い出しました」、北沢豪氏は「一般社会においても、そろそろ年金を考える人にも『もう少し頑張ろうかな、俺たちも』というメッセージになる。カズさんだからこそできること。そういうサッカー選手が必要だと思う」と、その存在感をたたえた。

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