ラモス氏、50歳カズの試合“思いやりで”行かず 「主役はカズだから」

長女のファビアナさん(左)から花束を受け取り抱き合いキスをするラモス瑠偉=東京・ラモスフィールド(撮影・開出牧)
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 昨年末に脳梗塞を発症し、治療に励んできたサッカー元日本代表のラモス瑠偉氏が2日、復帰会見を開いた。26日には盟友の横浜FCFW三浦知良(50)が50歳でJリーグの開幕戦に先発出場したが、試合を訪問しなかったことに「この状態で行ったら目立つのは僕。その日の主役はカズだから」とカズを思いやってのものだったと明かした。

 脳梗塞が分かった昨年12月29日は、グアムへ行く予定だったといい、グアム自主トレを年始からするカズと「一緒にトレーニングしようかな」と考えていたという。結果的には闘病生活に入ったが「前から頑張ってるなあと(思っていた)。ここまで頑張っていたら50までやればいいなと思っていた」と語った。

 当日の試合にはニッパツ三ツ沢球技場に満員のサポーターが詰めかけた。「あんだけサポート来てくれたということは、今年ゴールでプレゼントしてほしいなと。少なくとも5点ぐらい取ってほしい。あとは無理しないで。ホームグラウンドだけで暴れて。そのうち見に行こうかなと思ってます。1回ぐらい会いに行こうかなと」と再会を誓った。

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