C大阪、前半引きすぎでプラン崩壊 指揮官「選手が恐れて気が引けていた」

 「明治安田生命J1、浦和3-1C大阪」(4日、埼玉スタジアム2002)

 C大阪の尹晶煥監督が描いたプランは早々に崩れた。引いて守った前半で2失点。想定以上に最終ラインが下がり、2トップの距離は開くばかり。「後ろから勇気を持って(ラインを)上げられれば」と山口はうつむいたが、指揮官は「選手が恐れて気が引けていた」と断じた。

 3点を追う展開になってようやく前線からプレスが掛かりだしたが遅すぎた。山口や杉本は「最初からできればよかった」と声をそろえて後悔をにじませた。6季目を迎えた浦和ペトロビッチ監督に対して尹晶煥監督は1年目。山口が「チームの完成度の差」と話したように戦術の浸透には時間を要する。

 次節(11日)は同じ昇格組の札幌と敵地で対戦する。右太腿裏の張りから復帰濃厚となっている清武の存在が一筋の光明となる。

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