「明治安田生命Ｊ２、長崎１－１横浜ＦＣ」（５日、トランスコスモススタジアム長崎）

　長崎は後半３３分にＭＦ中村慶太（２３）が同点弾を決め、横浜ＦＣに１－１で引き分けた。横浜ＦＣのＦＷ三浦知良が５０歳７日で先発出場し、自身の持つＪリーグ最年長出場記録を更新した。

　かつて日本代表で共闘した「レジェンド」が先発した横浜ＦＣと引き分けた。４得点で大勝した開幕戦に続き、ホームで勝ち点を手にした長崎の高木琢也監督は「勝ち点１を取れて非常に満足している」とうなずいた。

　選手交代で流れを引き寄せた。後半３０分に投入した中村が３分後に同点弾。「（今季）２試合目での得点は自信になる」と胸を張った。Ｊリーグの最年長出場記録を更新し続ける５０歳の三浦に主役の座は譲らなかった。

　試合後に高木監督は三浦と言葉を交わした。「本当にすごい人。カズさんに頑張れと言われたら、頑張らなくてはいけないと痛感した」。クラブは経営悪化という問題を抱えているものの、高木監督と長崎イレブンは全力で頑張っている。