バルサ 史上最大の逆転劇 ネイマール残り7分FK弾 10年連続8強決めた
「欧州CL・1回戦第2戦、バルセロナ6-1パリ・サンジェルマン」(8日、バルセロナ)
2試合が行われ、第1戦を0-4で落としていたバルセロナ(スペイン)がホームでパリ・サンジェルマン(フランス)を6-1で下し、2戦合計で6-5として史上最大の大逆転で10季連続となる準々決勝進出を決めた。バルセロナのネイマールがサッカー史に残る大逆転劇の立役者となった。第1戦を0-4と惨敗したチームが勝ち抜くのは史上初で、「これまでの人生でベストな試合。歴史をつくった」と感慨に浸った。
10年連続の8強入りには3点が必要となった後半、まずは43分にFKで反撃ののろしを上げる。そしてロスタイム。PKを確実に決めて5-1とすると、ホームの大観衆の応援を背にさらに相手ゴールに迫った。試合終了間際、ドリブルでの切り返しから相手をかわし、左足で浮き球のボールを前線に送ってセルジロベルトの奇跡の逆転弾を演出した。
約7分で奪った3得点に全て絡んだ25歳のブラジル代表FW。「われわれはまだ何も勝ち取っていない。これからの道は長い」と2シーズンぶりのCL制覇を見据えた。