G大阪 36億円男に被弾 ホームで連敗…長谷川監督「前半が全て」
「ACL・1次リーグH組、G大阪0-1江蘇」(15日、市立吹田サッカースタジアム)
第3戦が行われ、H組のG大阪はホームで江蘇(中国)に0-1で敗れ、初戦勝利後は2連敗で勝ち点3の3位となった。江蘇は3連勝で首位。F組の浦和はアウェーで上海上港(中国)との全勝対決に臨み、2-3で競り負けた。浦和の勝ち点は6で、上海上港は9。
試合後の会見で最初に発した言葉に、長谷川監督は無念を凝縮させた。「正直、前半が全てだった」。MF遠藤に対し、江蘇のMF吉翔がマンマーク気味に対応したことでG大阪のボール回しが停滞。前半39分には昨年チェルシーから約36億円(当時)で加入した、元ブラジル代表MFラミレスに決勝点となる左足ミドルを決められた。
ホームで痛恨の2連敗。後半はシュート5本を放つなど攻勢に転じただけに、MF倉田やDF三浦は口をそろえ「もったいなかった」と消極的な前半の内容を悔やんだ。
2位済州(韓国)との勝ち点差はわずか1。2大会ぶりの決勝トーナメント進出へ望みはついえていない。指揮官は「可能性がある限り、Jリーグの代表として恥ずかしくない試合をしたい」と力を込めた。