本田圭佑が日本代表入り ハリル監督「代表は彼を必要としています」
日本サッカー協会が16日、敵地で行われるW杯ロシア大会アジア最終予選のUAE戦(23日=日本時間24日未明)と、同タイ戦(28日、埼玉スタジアム)の日本代表メンバー25人を発表した。動向が注目されていた本田圭佑(30)=ACミラン=がメンバー入りした。
FWのポジションで本田の名前を読み上げたハリルホジッチ監督は、「試合に出ていなくても今の代表は本田を必要としています。20試合一緒に戦ってきましたが、常に彼の存在はそこにありました。我々のトップスコアラーでもあります」と本田の必要性を訴えた。
現状、ACミランではほぼ出番がない状態だが、「もちろん、ミランでより多くの試合に出てほしいが、今のところ激しいポジション争いの中で使われていない状況です。だが、代表でプレーしたいという意欲は常に高い。彼も見に行きましたが、プラスアルファのトレーニングをしているのも分かっています」とモチベーションが高いことを強調した。
ゲーム体力、試合勘の面で大きな不安が伴うが、「この代表は彼の存在を必要としています」と強調した指揮官。試合出場については「彼が試合に出るのか、何分出るのかは別問題です。彼の存在が非常に重要です」と明言しなかったが、役割の大きいことを認めた。