宇佐美貴史が代表復帰、ハリル監督「ジョーカーとして最適」
サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が16日、敵地で行われるW杯ロシア大会アジア最終予選のUAE戦(23日=日本時間24日未明)と、同タイ戦(28日、埼玉スタジアム)の日本代表メンバー25人を発表した。昨年11月のW杯予選ではメンバーから外れたFW宇佐美貴史(アウクスブルク)が代表復帰を果たした。
所属クラブでは十分な出場機会を得られていないが、ハリルホジッチ監督は招集理由を「彼の質の高さ、能力を私は信じています」と説明した。「ボールを受けて自分で違いを生む、珍しいタイプの選手です」と、ボールを持って仕事ができる点を高く評価していた。
起用法についても言及し、「1戦目(UAE戦)は難しいかもしれませんが、タイ戦は良いジョーカーになってくれるかなと思っています。ジョーカーとして彼が今最適ではないかなという意味で、リストの中に入れました」と途中出場の切り札として期待した。