G大阪・倉田“B代表”から昇格 15年東アジア杯以来の代表復帰
日本サッカー協会は16日、W杯アジア最終予選B組でアラブ首長国連邦(UAE)戦(23日・アルアイン)、タイ戦(28日・埼玉)に臨む日本代表25人を発表。MF倉田秋(28)=G大阪=が“A代表”昇格を果たした。
倉田は、初招集だった15年8月の東アジア杯(中国)以来の復帰に「大事な試合に選ばれて光栄。ガンバを代表していくので、結果を出して代表に定着できるように全力で頑張る」と決意を語った。
ハリルホジッチ監督は国内組で戦った東アジア杯を“B代表”と位置付けており実質的な初招集とも言える。香川、清武、高萩と並びトップ下枠で選出されたがG大阪では今季から10番を背負い、3ボランチの一角として中盤を支えている。
FC東京戦(11日)を視察した指揮官は「深い位置からボールを持って切り込んでいける」と評価し、ボランチでの起用も示唆。ドリブルと運動量を武器に複数ポジションをこなす倉田が、ハリルジャパンの戦術に幅を持たせる存在となり得る。