日本協会、アギーレ前監督から情報収集

 「W杯アジア最終予選、UAE-日本」(23日、アルアイン)

 サッカー日本代表が19日、現地入りした。“悲報”ばかりのハリル・ジャパンだが、吉報も舞い込んだ。試合2日前の非公開練習の予定会場だったカリファ・ビン・ザーイド・スタジアムから練習会場が変更されることが確実になった。同スタジアムは近くの丘からピッチが丸見えだったため、日本協会が粘り強く交渉して“情報だだ漏れ”の危機を未然に防いだ。

 また、UAEリーグのアル・ワフダを率いるアギーレ前日本代表監督と接触し、水面下で情報戦も展開している。日本協会関係者は「アギーレさんとは定期的に連絡は取っている。特に遠征などで中東に寄るときには必ず」と話した。

 ハリル監督が「独特の雰囲気で、大きな重圧を背負うことになる」と警戒し、声援の反響が大きい試合会場のハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアムの生の情報も入手しているという。

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