テネリフェ柴崎“手慣らし”デビュー 指揮官から次戦に向けて注文
「スペイン2部リーグ、テネリフェ0-1レウス」(19日、テネリフェ)
テネリフェの日本代表MF柴崎岳がスペインデビューを果たした。後半28分、地元ファンの歓声に包まれながらピッチに入ると、最初数回のボール関与の場面では拍手が起こるなどの後押しを受けた。20日の地元一般紙ラ・オピニオン・デ・テネリフェによると、主力FWが怪我で離脱している状況から、次節カディス戦で先発出場する可能性もあるという。
もっとも柴崎本来の能力を十分に発揮するには時間が必要な様子。マルティ監督は試合後「(柴崎は)ボールを探して下がる場面が多かった。我々としてはより相手ゴールに近いところでプレーして欲しかった。最後の数メートルで決定的な存在となって欲しかったのだが」とコメント。さらに「少しずつカテゴリー、チームメイト、またヨーロッパでプレーすることのすべてを知って欲しい」と話した。