長谷部離脱“古傷”右膝も負傷 左すね裂傷以外にも…6・13イラク戦も微妙

 「W杯アジア最終予選、UAE-日本」(23日、アルアイン)

 サッカー日本代表のMF長谷部誠(33)=Eフランクフルト=が、UAE戦を待たずに離脱することが20日、決定した。所属クラブが膝の手術を発表した日本代表の主将は19日に合流していた。直近の最終予選2試合の不在が決まり、ハリルジャパンには逆風となる。今後の状況次第では、6月13日のW杯最終予選・イラク戦(6月13日・開催地未定)を欠場する可能性も出てきた。

 事態は、誰もが予想していた以上に深刻だった。ドイツ・キッカー誌の報道によると、長谷部は左すねの裂傷に加えて、右膝も負傷。さらに「今季はアウト」と、今シーズン中に復帰できない可能性を示している。

 長谷部は11日のリーグ、バイエルン・ミュンヘン戦でゴールポストに激突。当初は左すねに裂傷を負った際、左膝を負傷したとの報道があったものの、コバチ監督の「別の足の膝を痛めた」との談話を掲載。右膝は14年W杯ブラジル大会前に2度手術した“古傷”だ。内視鏡検査の結果次第では、復帰時期が大幅に遅れる可能性もある。

 19日に合流も、20日の練習後に離脱。近日中に手術を受ける見込みだ。UAE戦とタイ戦の欠場は決定。回復状況によっては6月のイラク戦に間に合わない状況にもなり得る。

 半分の5戦を終え、日本は2位。本大会出場圏内を確保しているが、予断は許さない状況で、ハリルホジッチ監督は若手を積極起用してきた昨年までとは違い、経験値の高い選手を招集するなどしてきた。不動の主将の離脱が、チームに及ぼす影響は計り知れない。

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