守護神川島が復活!スタメン起用に応えた完封勝利「結果がすべてだと思っていた」

 日本-UAE 前半、セーブするGK川島(右)=アルアイン(共同)
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 「W杯アジア最終予選、UAE0-2日本」(23日、アルアイン)

 サッカー日本代表は23日(日本時間24日午前0時半)、敵地のハッザ・ビン・ザイード・スタジアムでUAEとの第6戦に臨んだ。日本は前半14分、FW久保裕也(ヘント)が先制ゴール。後半6分には代表復帰で即先発出場のMF今野泰幸(G大阪)が貴重な追加点を決めて2-0で完勝した。4勝1敗1分けとなった日本は勝ち点「13」でサウジアラビアと並び、得失点差でB組2位。次戦は28日に埼玉スタジアムでタイと対戦する。

 日本の頼もしい守護神が中東の地で復活した。ハリルホジッチ監督は、今季リーグ戦出場のないGK川島永嗣(メッス)を大一番で起用。試合勘が不安視されたが、前半21分にFWマブフートとの1対1のピンチを気迫のセーブで止めるなど存在感を発揮した。「集中してプレーした。結果がすべてだと思っていたので良かった」と振り返った。

 所属チームでは出場機会が得られずにいる。「チームで試合に出られない中も応援してくれるサポーターが自分の力になっている。この勝利を分かち合いたい」。

 2年ぶりに代表した今野も攻守に貢献。ベテラン2人の力が、勝ち点3獲得につながった。「僕らもまだまだ負けられない。切磋琢磨することがチームを強くすると思う」と背番号1。完勝でW杯出場に一歩前進した。

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