日本暫定首位!香川、岡崎、久保、吉田弾でタイに勝利
「W杯アジア最終予選、日本4-0タイ」(28日、埼玉スタジアム2002)
日本がMF香川真司(ドルトムント)の先制ゴール、FW岡崎慎司(レスター)の代表通算50点目となるダイビングヘッドなどで4得点で圧勝した。同日にサウジアラビアで行われる行われる首位サウジアラビア-5位イラクが行われる前だが、日本が勝ち点16で暫定首位に立った。
今野が離脱した中盤は、サイドバックが主戦場の酒井高が入った。センターFWは岡崎が務めた。本田はUAE戦に続きベンチスタートとなった。
前半9分に香川が右サイドの久保のクロスを中央で受けて冷静に流し込んだ。同19分には再び久保が右サイドからクロスを上げ、岡崎が頭でねじ込んだ。
後半12分には、右サイドのスローインを受けた久保が中央へのカットインからミドルを突き刺した。同38分には、清武の左CKをゴール正面でDF吉田が頭でたたき込んだ。
ハリルホジッチ監督は「選手をたたえたいと思います。2つの素晴らしい勝利を届けてくれました」と選手をねぎらったが、内容には完全には満足していない様子。川島が防いだもののPKを献上したり、ミスパスからカウンター攻撃を受けたりするなど、ヒヤリとする場面はあった。「危ない場面を何度も作られました」、「今、(予選では)いい位置につけていますけど、3試合へいい準備をしたいと思います」と、気を引き締めていた。