ハリル日本快勝もシュート数はタイが2本上 目立った川島の好セーブ
「W杯アジア最終予選、日本4-0タイ」(28日、埼玉スタジアム2002)
スコア上は日本が快勝したが、シュート数は日本の12本に対しタイが14本と、今後を楽観できる内容ではなかった。
前後半別で見ると日本は前、後半とも6本ずつ。タイは前半6本、後半8本と、時間が経過するにつれピンチを招いたことが数字でも見てとれる。
前半8分にMF香川が先制弾を決め、同20分にFW岡崎が追加点。さらに、良くないムードになっていた後半12分にFW久保が追加点を挙げるなど、効果的なゴールで突き放していったことが幸いした。
しかし、前半ロスタイムにはCKからティーラシンに至近距離からボレーシュートを打たれ川島がセーブ。縦パスを容易に奪われるなど、雑なプレーも目立った。点差の割りにはPKストップなど、川島の存在感が際立つ試合だった。