FC東京MF梶山、高萩代役名乗り 開幕直前の負傷から復活
FC東京のMF梶山陽平(31)が29日、日本代表期間中に右足親指の骨折で負傷離脱したMF高萩洋次郎(30)の代役に名乗りを上げた。
東京の背番号「10」が復活ののろしを上げる。梶山は今季開幕1週間前の甲府との練習試合で右ふくらはぎを痛めて戦列を離れていたが、ここにきて復調。28日のチーム練習から完全合流を果たし、「いつチャンスが来てもいいように準備をしたい」と言う。
現在リーグ2位につける東京だが、攻撃の課題は山積み。復帰した梶山には、新たなパスの供給源としての期待が集まる。
「ここまでは我慢してチャンスをモノにしてきた。ここからはボールを支配してゲームコントロールができるようになりたい。少しずつ良くしていきたい」
今季の新チームをけん引してきた司令塔の離脱は大きな痛手だが、東京にはまだ梶山がいる。復活した、もう一人の司令塔が青赤軍団の攻撃を組み立てる。