高倉なでしこ若返って国内初戦!平均23・26歳、若い力魅せる
「女子サッカー・国際親善試合、日本-コスタリカ」(4月9日、熊本市えがお健康スタジアム)
日本サッカー協会は30日、都内で、コスタリカとの国際親善試合に臨む女子日本代表23人を発表した。
昨年4月に就任した高倉麻子監督(48)にとって、国内では初めての戦いとなる。昨年のU-20女子W杯得点王の20歳、FW上野真実(愛媛)ら、初招集4人を含む23人の平均年齢は23・26歳。昨年2月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選時の27・15歳から4歳近く若返った。
「日本代表のイメージをうまく実感できない選手がいる。なでしこの魂を引き継いでやってもらいたい」。世代交代がテーマになる。高倉監督は会見の冒頭で、苦境を乗り越えて世界の頂点に立ったなでしこジャパンの足跡を収めた映像を公開。選手にも披露し、思いを伝えていく。
試合は熊本の復興支援という一面もある。「熊本でできることをうれしく思う。勇気あるプレーをお見せすることができたらと思う」と戦いを通じて、エールを送る思いだ。