田嶋会長、アジア枠拡大を歓迎「8という数字に満足しないと」
日本サッカー協会の田嶋幸三会長(59)は3月31日、都内で取材に応じ、アジア枠拡大を歓迎した。「8という数字に満足しないといけない。6とか7、7・5と比べたら悪い数字ではない」と述べた。
増枠については「アジアとして世界の中でスポンサーの数、サッカー人口の締める割合を背景に枠を、と主張してきた」と解説。さらに「強いチームを出さないと減らされる。大会でいい成績を収めることが大事」と運用後を見通した。
将来の見通しとして「日本がW杯に出られるようになったのは参加24カ国から32カ国に増えてから。それで発展してきた。同じような国が出てくるのが大事」とアジア全体の発展と底上げを期待する。「アジアのレベルが上がると、日本が難しくなるかもしれないけどね」と苦笑いで締めくくった。