磐田の俊輔、静岡ダービーに気合「選手冥利につきる」 居残り練習も実施
J1磐田のMF中村俊輔(38)が3月31日、清水との静岡ダービーマッチ(1日・エコパスタジアム)を前に「ダービーマッチはこれまで多くの先輩たちが築いてきたものだし、感謝の気持ちをもって臨みたい」と決意を示した。
ダービーマッチにかける熱い思いは、居残りのシュート練習に表れていた。全体練習後も30分以上、左右両足でゴールにけり込んだ。横浜M時代は消滅した横浜Fと、イタリアのレッジーナを含め、海外移籍した3クラブでもダービーマッチを実施してきた。
中村俊は「ダービーマッチをやれることは、選手冥利(みょうり)に尽きる。サポーターが一喜一憂するし、我々も緊張感あふれるゲームに死力を尽くすことになる。そういう中で、若手も成長するんだよね」と感慨を込めた。ともに負けられない一戦は2013年以来、4年ぶり。前売り券も4万1000枚を超えるなど、大きな盛り上がりをみせている。