浦和クラブ最多タイ7得点、興梠前半だけでハット KLMはそろい踏み

 「明治安田生命J1、浦和7-0仙台」(7日、埼玉スタジアム2002)

 浦和がクラブ最多タイ記録となる7得点の猛攻撃で暫定首位に立った。浦和のJ1リーグ戦での7得点は05年10月25日の柏戦以来、5回目。

 前半20分、右からのクロスをFW興梠が打点の高いヘディングでたたき込んで先制すると、同27分、右サイドからエリア内に抜け出した関根のアシストで興梠が2点目。同29分のFW武藤のドリブルシュートを挟んで、前半ロスタイムに興梠がPKを決めて前半だけでハットトリックを達成した。

 後半も攻撃の手を緩めない浦和は、2分にFW李がGKとの1対1を冷静に決めて4-0。この時点で浦和が誇るKLM(興梠、李、武藤)の今季2度目となるゴールそろい踏みも達成した。同20分には相手のオウンゴール、さらに後半ロスタイムにはMF柏木がヘディングを決めてゴールショーを締めくくった。

 今季は前節まで5試合連続で失点し守備の不安を抱えていたが、大量得点にも無失点で切り抜けた浦和。神戸、鹿島といった上位陣が8日に試合を行う前だが、暫定で首位に立った。

 なお、J1の記録では「1試合最多得点記録」が98年に磐田がC大阪に対して記録した9得点(4月15日、長居、9-1、得点者は奥大介、中山雅史5、藤田俊哉2、名波浩)。「1試合最多得点差試合」は、前述のC大阪-磐田と03年7月26日、神戸-大分の8点差(大分が8得点、神戸ウイング、得点者は山崎哲也、オウンゴール2、吉田孝行、ロドリゴ2、寺川能人、ウィル)

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