“大阪第3のクラブ”FC大阪が天皇杯大阪代表に
「大阪サッカー選手権・決勝、FC大阪2-1阪南大」(9日、キンチョウスタジアム)
大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪が2-1で阪南大を下して優勝し、第97回天皇杯の大阪府代表の座をつかんだ。
早い時間帯で得点したいFC大阪は積極的に攻めるが、阪南大の好守に阻まれ、前半は0-0で折り返した。
後半も攻めるFC大阪、守る阪南大という構図は変わらない。後半16分MF江坂に代わり、MF須ノ又が投入されると試合が動き出す。同18分、須ノ又が相手ゴール前でこぼれ球を奪うとFW川西にボールが渡り、落ち着いて先制ゴールを決めた。後半29分には、MF木匠のハーフウエーライン付近からのロングシュートが相手ゴールに吸い込まれ2-0とリードを広げる。後半37分に阪南大に1点差とされるが、その後は体を張った守備で守り抜いた。
FC大阪は2年ぶり3度目の優勝を果たし、天皇杯出場権を獲得。前回出場した2015年度の天皇杯では1回戦で当時J2のC大阪を2-1を破り、話題を呼んでいる。
FC大阪は16日にJ-GREEN堺メインフィールドでリーグ戦・FCマルヤス岡崎を戦い、22日にヤンマースタジアム長居で天皇杯1回戦・佐賀大に臨む。