FC東京の新守護神・林、一心不乱に前向く「進化求めたい」
前節のアウェー札幌戦でJ1リーグ150試合出場を達成したJ1FC東京のGK林彰洋(29)は11日、東京・小平グラウンドでさらなる進化を求めた。
新守護神は節目となる記録には目もくれず、一心不乱に前を向いた。「まだまだ満足することはない。常に新たな進化を求めたい」。そう口にする林は、眼前に迫る本拠地・浦和戦(16日・味スタ)に目を向ける。ここ2試合、下位から勝ち点を取りこぼし、足踏み状態が続く。悲願のリーグ制覇に向けてチームの引き締めを図るという。
「このチームは、何も残していないのに慢心が生まれていた。ハードワークと、アグレッシブさを忘れてはいけない」
相手は公式戦6連敗中の天敵だが、進化を続ける守護神がチームに歓喜の勝利をもたらす。