バルサ監督「喪中の状態」と白旗宣言 ユベントスに3点差完敗
「欧州CL準々決勝・第1戦、ユベントス3-0バルセロナ」(11日、トリノ)
バルセロナ(スペイン)のルイスエンリケ監督が、準決勝進出は事実上不可能であるとの悲観的な見方を示した。12日のスペイン紙スポルトなどが試合後のインタビュー発言を伝えている。
同監督は「(結果が)妥当かどうかなんてどうでもいいこと」と話し始めると「改めて悪夢の瞬間を過ごした。前半の出来は手がつけられないもので、我々は2ゴールを相手にプレゼントした」と振り返った。
さらには、試合内容について「プレーの激しさで相手が上回り、チームのポジショニングはひどいもの。私の説明が悪かった。なぜならそれは事前に指示したものとは全く違うのだから。ここで展開されたものはとても深刻なもの。まるでパリでの(PSG戦)の続きのようだった」と述べ、手の施しようがなかったとした。
準決勝進出のためには、本拠地での第2戦で4得点以上が必要な状況だが「今、私は喪中の状態」、「(前回のPSG戦と比べ)逆転を信じるのがとても難しい」としている。一方で「バルセロナが本来のレベルでプレーすれば、あらゆるチームから4点を取ることができる」とも語っている。