川崎ドローG組3位 FW小林前向き「2試合勝てばいい」
「ACL・1次リーグG組、川崎0-0広州恒大」(12日、等々力陸上競技場)
第4戦が行われ、G組の川崎はホームで広州恒大(中国)と0-0で引き分けた。通算4分けの勝ち点4で3位。広州恒大は勝ち点6でG組2位。E組の鹿島は敵地でブリスベン(オーストラリア)に1-2で敗れた。通算2勝2敗の勝ち点6。
猛攻も実らなかった。川崎は後半、MF中村を投入。前半からの形勢を逆転させ、何度も決定機も作った。鬼木監督は「広州は確実に後半落ちる。後半勝負だった」。プラン通りの展開。だが1点が奪えなかった。
MF中村は「長くやっているメンバーじゃない。もう少し詰めないと。緻密さがないとこのレベルでは崩せない」と言う。故障者は9人。人も布陣も毎回変わる中で、連係面を課題に挙げた。これでACLは4戦連続引き分け。自力で突破するには、次戦アウェーの水原三星戦を含む2試合に連勝が必要。日本代表FW小林は「2試合勝てばいい」と前を向く。崖っぷちからはい上がる。