Jリーグと神戸の親会社・楽天が業務提携 村井チェアマン「便宜を図るものではない」
Jリーグは24日、楽天と「JリーグオフィシャルEC(電子商取引)プラットフォームパートナー」契約を締結させたと発表し、都内のJFAハウス内で共同会見を開いた。
J1からJ3のクラブグッズを販売する「Jリーグオンラインストア」では、ネット物販の実績がある楽天のノウハウを活用して7月中旬に改装する予定となっている。
Jリーグの村井満チェアマンは、今回の業務提携に関して「(楽天と)手を携え、リーグがクラブをしっかりと支えられる体制を作りたい」。J1神戸の親会社である楽天が、リーグと業務提携することについては「今回のサービスは、J1からJ3を含めて全クラブと等距離であり、何かしらの便宜を図るものではない」と語った。
また、楽天の三木谷浩史会長も会見に同席。「昨日、カリフォルニア経由でバルセロナから(日本に)帰ってきたところで、今朝クラシコ(レアル・マドリード-バルセロナ)を見たので寝不足なんです」と語りつつ「海外ではリーグがマーチャンダイジング(物販)を束ねることは潮流だと思っている」。その上で「欧州や南米のスタープレーヤーが(Jリーグに)どんどん来て、世界から注目されるリーグになるよう、側面から応援したい」と話した。