U20内山監督が久保に高い期待 「より高い所でプレーした方がいい」
日本サッカー協会は2日、U-20W杯(韓国・20日開幕)に臨むU-20日本代表21人を発表した。内山篤監督(57)は、“2階級飛び級”で選出した注目のFW久保建英(15)=FC東京U-18=に「適応能力は高いし、柔軟性もある。攻撃に変化をもたらすことができる」と高い期待を寄せた。
15年にチームを立ち上げ、のべ83人を招集。最終21人の中に、迷わず15歳の名前を挙げた。「昨年の最終予選後の(12月の)アルゼンチン遠征から招集した。印象としては、彼は自分が何ができるかを一番分かっているということ。早くより高い所でプレーした方がいい」。大会を通じて、さらに成長を遂げるという確信もある。
2トップの一角や、途中出場で流れを変えるスーパーサブなど幅広い起用が想定される。「初戦で勝って勢いに乗って、頂点を目指して戦いたい」。初Vを目指す内山監督の構想に、久保は欠かせない。