鹿島・小笠原、浦和・森脇 J規律委員会から聴取も、無言で引き揚げ
J1浦和DF森脇良太(31)と鹿島MF小笠原満男(38)は7日、東京都内で4日・浦和-鹿島戦(埼玉)での暴言騒動について、Jリーグの規律委員会から個別に聴取を受けた。2人は強化担当者を伴って登場。聴取後はともに無言で引き揚げた。
騒動は後半33分、両チームがもみ合う中で起きた。小笠原は試合後、森脇が鹿島MFレオシルバに対して「くせえんだよ」と「差別ととらえられてもおかしくない」発言をしたと指摘。森脇は「(鹿島3選手に詰め寄られ)ツバが飛んできて、『口が臭いんだよ』と言った」とし、「誰かに対して侮辱したことは一度もない」と食い違う主張をしている。
規律委員会はこの日の聴取をもとに8日以降審議して、今後の対応を検討する。