「SS旗」G大阪に制裁金200万円 Jリーグ、クラブで周知徹底へ
Jリーグは11日、一部サポーターがナチス親衛隊のシンボルマークに酷似した「SS旗」を掲示したG大阪に対し、けん責と制裁金200万円の処分を科した。この日までに開いた裁定委員会で決定。Jリーグは「クラブのファン・サポーターへの監視体制の構築および啓発活動が十分であったとは言えない」と理由を説明した。
バーレーンで開催中の国際サッカー連盟(FIFA)総会に出席している村井満チェアマンはインターネット中継で報道陣に対応。「事前の備えとして予防、啓発すること。当日しっかり管理体制を敷いて把握すること。偶発的に出てしまったら迅速に対応すること」とし、Jリーグ、クラブで周知徹底していく。