ネイマール「彼がやるなら僕は出て行く」 バルサ監督人事に言及
スペイン1部リーグ、バルセロナのFWネイマールがフアン・カルロス・ウンスエ第2監督と口論を演じた際に激高して「(来季)彼が続けるのなら僕は出て行く」と発言したという。バルセロナを拠点に展開するスポーツ紙、エル・ムンド・デポルティボが12日までに伝えた。
情報によると、両者は4日に口論。ウンスエ第2監督はネイマールに対し、よりプレーに専念するよう主張。聞く耳を持っていない様子だったブラジル代表選手に対し、「このままならロナウジーニョのようになる」と選手キャリアの今後が危険な状態になると警告した。これに対し、ネイマールが腹を立てて態度を硬化させたとしている。
もっとも今後への影響は少ないと考えられる。理由としてはまず“事件”から1週間が経過し、ネイマールの怒りが収まっていること。さらにウンスエ氏の監督就任の可能性が必ずしも高くないと考えられるため。エル・ムンド・デポルティボ紙によると、バルサは来季に向けて変革を進める方針で、第2監督の内部昇格は体制継続の要素が強いため、本命ではないとみている。