俊輔の金言に若武者感激「胸が熱くなった」 U-20代表を訪問激励
サッカーのU-20W杯(20日開幕、韓国)に臨むU-20日本代表は12日、静岡県磐田市のヤマハスタジアムでJ1磐田と練習試合(30分×2本)を行い、1-0で勝った。前半24分にFW小川航基(19)=磐田=が得点した。試合前には磐田の元日本代表MF中村俊輔(38)がU-20日本代表のロッカールームを訪問し、激励の言葉を送った。15日には静岡スタジアムでU-20ホンジュラス代表と国際親善試合を行う。
試合前の若武者たちのまなざしは、レジェンドに向けられていた。ロッカールームに現れたMF中村は、18歳の時に出場した97年マレーシア大会時の体験談を披露した。世界大会に出ることで世界との差など、“新たな物差し”を得ることができると説明し、エールを送った。
サプライズ訪問は、チームを率いる内山監督が磐田サイドに願い出て、中村も快諾したことで実現した。世界大会だけでなく、欧州での経験を持ち、今なお現役のレフティーの薫陶を受け、ある選手は「胸が熱くなった」と刺激を受けたという。
ベスト8だったマレーシア大会以上の成績を残せるか。内山ジャパンの若武者たちが“俊輔超え”に挑む。