J2長崎高田社長、実行委員会初参加 北の町から南の町まで「色々見てみたい」
J2実行委員会が16日、都内のJFAハウス内で行われ、4月下旬に長崎の社長に就任した通信販売大手「ジャパネットたかた」創業者の高田明氏(68)が初めて出席した。
長崎は経営問題が起こり、地元企業でスポンサーだった高田氏が社長に就任。実行委員会では「皆さんの力をお借りしてしっかりとV・ファーレン長崎を立て直していきたい」とあいさつ。Jリーグの村井チェアマンからは「頑張ってください」と激励を受けた。
テレビショッピングでは、ハイテンションボイスが持ち味。だが、実行委員会では落ち着いた声で受け答えをし「普通はこのテンションです」。J2長崎の試合会場では、急の要請でマイクを握ってサポーターの前での“実演販売”をしたこともあったが、スイッチが入りきらなかったのか「あまり売れなかったですね」と苦笑い。
それでも経営再建のカギを握る集客に向け、スタジアム整備のため「アウェー戦など、いろいろな施設を見てみたい」。北の町から南の町まで。すてきな夢を届けるため、社長自ら足を運ぶ。